~ 鹿児島 仙巌園(磯庭園)にて F先生提供 ~
いよいよ年度末の集大成となる「学年末試験」が始まりました。
一方、時同じくしてはるか西国、九州の地に渡った高校2年生も、最後の宿泊行事である「修学旅行」を無事にスタートさせました。
九州上陸時には雨交じりのあいにくの空模様だったようですが、男女ともしだいに天候も回復し鹿児島の「仙巌園(磯庭園)」では、錦江湾から桜島を望むダイナミックな借景をあますところなく満喫することができたようです。
ところで、この「仙巌園」に隣接する「尚古集成館」は、当時、鎖国の体制下にあっても独自の近代化を推し進めた成果を示す貴重な展示品の数々のほか、そのシンボルとしての「反射炉」跡など、往時の近代化の息吹を肌で感じることができます。
そうした「集成館」事業を始めた、薩摩藩第十一代藩主(島津氏二十八代当主)、島津斉彬(なりあきら)の残した言葉から。
先見の明に長けた日本史上の名君らしいひとことです。
「勇断なき人は事を為すことを能はず」 島津斉彬