放課後、毎年「桃の節句」に合わせて学校にほど近い「深大寺」にて行われている「だるま市」へ。
「七転び八起き」や「豊作」を願う縁起物の「達磨」ですが、「深大寺」は、江戸時代からつづく由緒ある日本三大だるま市の一つといわれています。
にぎやかな参道をぬけ、西日に染まる山門をくぐると…
境内には、所狭しとぎっしり達磨さんがそこかしこに。
ところで、肝心な達磨の「目」の入れ方に約束事があるのをご存知でしょうか。
このように、「目」には文字を入れるのが本来なのです。そして、このサンスクリット語の「あ」と「うん」のうち、物事のはじめをあらわす「阿」を左目に、その一年後に終わりを意味する「吽」を右目に入れて奉納します。
「阿吽」はその他にも、神社などで対をなす「狛犬」や、「阿吽の呼吸」といった言葉でもお馴染みです。
試験前の大事なとき。
高校2年生はすでに今試験の真っ只中。
ここはひとつ、達磨大師にあやかって、最後までへこたれずに辛抱強く頑張りましょう!