ようやく吐く息も白くなり冬らしくなってきました。
このときばかりは散り際を逸した枝先の枯葉が身を縮めるように丸まっていかにも痛々しい感じがします。
それでも、そんな「寒さ」とは一切無縁であるかのような「若さ」とはすばらしいものです。
グランドでは、足腰の強化のための走り込みに余念のない野球部の元気な掛け声が響き渡っています。
一方、こちらは・・・

文科会館の音楽室。
南庭から見上げると、その中にはかすかに隊列の人影が。しかしそのほとんどは曇ったガラスのせいで見えません。
その曇りガラスが物語る熱気は、グランドのそれに負けず劣らずのものを感じさせるに十分でありました。