今日は、過日ここで披露した「全国書道コンクール」(主催 全日本書芸文化院)で見事「優秀賞第二席」に入ったM.Hさん(中3)をはじめとする「優秀賞」受賞者14名の表彰式が東京會舘にて行われました。
そこで、筆者はその作品自体が展示されている国立新美術館へ出かけてみました。
クリスマスのイルミネーションがとても華やかな六本木の街中を抜けて夕暮れの会場に入ると、そこは対照的に白と黒の落ち着いた書芸の森がフロアいっぱいに広がっていました。
「優秀賞第二席」 M.Hさん(中三女子)
中学1年 4名
中学2年 3名
中学3年 6名
その一角にコンクールの受賞作品がずらっと並んでいました。
さすが14名それぞれ、個性的な筆の運びと味わいが感じられるものばかりでした。
ところで、同じその会場で収穫があと二つありました。
一つは、ほかでもない、本校の芸術科(書道)、T先生の力作にふれることができたことです。
はたして、先生の作品はどれでしょうか?
先生の独特な筆致をご存じの方ならすぐおわかりになるでしょうが・・・。
ヒントは、・・・「六本木」。
「木」のあるところ、その梢に集いてしきりにさえずるは? (笑)
そしてもう一つは・・・
「特別展示」としての貴重な「近世大家遺墨」を目の当たりにできたことです。
その中でも、国文学者であり歌人でもある稀代の書家、
尾上柴舟の「散らし書き」(仮名)を間近にしては思わず背筋ものびるというもの。
しほ風にかたぶきながら松はみな
うみにむかひて枝のばしたり
同書道展の公開は21日(月)まで。
ぜひ、ご覧あれ。