~ 理科会館にて ~
新たな年明けとともに、本日から3学期が始まりました。
しきりにあたかかな冬といわれていますが、世の中全般を見渡せば必ずしも心温まるような出来事ばかりではなく不穏で殺伐としたニュースも新年早々後を絶ちません。
それでも、この「久我山」にあっては年末から各クラブの『全国』における勇躍する姿のおかげで、とてもホットな気持ちで新たな学期のスタートをきることができました。
そんな新学期のスタートにあたり・・・
「…今年の干支は『丙申』(ひのえさる)。その『丙』も『申』も、
共通して樹木や果実などがしだいにその形を明らかにしていくさまを示しているといわれています。
ならば、そんな干支にちなんで、わたしたちもまたそれまでの努力が
いよいよ実を結ぶ時をむかえようとしているととらえることができそうです…」(学校長訓話より)
しかし、一口に努力を積み重ねるとはいってもそうたやすいことではありません。
その実現にむけて不可欠なメンタルの強化については・・・
「…日常わたしたちが発するセルフトークの実に7割はネガティヴワードとのこと。
それゆえ、言葉だけにとどまらずしだいにやることなすこと負のスパイラルに陥ってしまいがちです。
これを打破するには、あえて意識してポジティヴワードに満ちたトークを心掛け、
プラスの自己暗示をかけていくようにすることが必要です。
その実践の第一歩は、じつに自然で簡素な『あいさつ言葉』からはじまるのです。…」(同上)
理科会館前のソメイヨシノも、よくよく目を凝らしてみつめてみれば、そのつぼみもふくらみをしだいに増して、やや紅を増してきたようにさえ思われます。
その先のグランドでは、頂点めざして明日いよいよ初の準決勝にいどむサッカー部員全員が、恒例となった試合「前夜」の円陣を組んで心を一つにしていました。
この一年、みなさんそれぞれの努力が、どうか実を結びますように…。
~右写真:サッカー部顧問M先生より提供~