今年も、前庭の松の木が「冬支度」を始めました。
エッ、松の「腹巻き」かって?
いえいえ、これは「コモ巻き」です。
藁で編んだ「コモ」を幹に巻き付けて害虫を駆除する昔ながらの慣習です。
その松の害虫とは、「マツケムシ」。
「マツカレハ」(蛾)の幼虫ですが、寒くなると木の上から下りて暖かな場所で冬眠する習性をもっています。
そこで、地上に下りきってしまう前に「コモ」の中で越冬させ、早春の「啓蟄」のころに「コモ」とともに焼却してしまうのだとか。
わたくしたちも、風邪やインフルエンザの「虫」に冒されないよう、「うがい」「手洗い」などその予防に努めましょう。
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問題 「早春の『啓蟄』のころ・・・」とありますが、
二十四節気の一つである『啓蟄』は、
何と読むのでしょうか。
また、それにはどんな意味が含まれていますか。