・・・医者が青くなる』
と言われます。
ちょうど柿の実が赤くなる秋には天候が安定することもあって
病気になる人も少ないため、
商売あがったりのお医者さんの顔が青ざめてしまうことから、
「秋の快適な気候」のことを意味しています。
しかし、今年ばかりはちょっと勝手が違うようです。
次から次へと新型インフルエンザの感染が広がりを見せるなか、
その対応に追われるお医者さんの顔も真っ青といったところでしょうか。
なにはともあれ、
今年も、通学路の柿の木も
ご覧のように日に日に色づいてきました。
あっ、そこのキミ!
ちょっと一個だけ・・・などと考えてはダメですよ!
「渋ーい」お灸を据えられますからね。(笑)
ところで、「柿」といえば・・・
柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規
それでは、問題です!
この句の作られるわずか二ヶ月ほど前に
下敷きとなった次のような句が作られています。
その作者は誰でしょうか?
鐘つけば銀杏ちるなり建長寺
ヒント:この作者は、子規とたいへん親交の厚かったお『坊ちやん』ですよ。