いつにも増して静かな午後の時間が流れています。
加えて今日は、夏期課題テストの日でもありました。
そのことを知ってか、前庭の主でもあるハクセキレイが、その中を悠然と歩き廻っていました。
そして、時折立ち止まっては芝の間を啄んでみたり、その特徴でもある尾を上下させてはご満悦の様子。
秋の季語でもある「鶺鴒(セキレイ)」には、
その尾の動きから「石叩き」や「庭叩き」など多くの異名が存在します。
奇しくも午前中、夏の間にのび放題となった芝を校務員さんたちが綺麗に刈ってくださったばかり。
あたかもその出来映えを点検しつつ庭を叩いては仕上げを手伝うかのような「セキレイ」の姿は、番人然としていて微笑ましい限りでありました。
そこで、一句。
歩きをり芝刈りしたたむ「庭たたき」 ・・・お粗末、御免。
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※ 9月2日(水)の【問題】の解答
【問題1】
「独擅場」の読みは? ( どくせんじょう )
【問題2】
「独壇場」という言葉はある? ( 本来は誤りです。 )
※こう書いて「どくだんじょう」と読むのは誤読の慣用です。
正しくは、【問題1】のように「独擅場」と書いて
「どくせんじょう」と読むようにしましょう。
【問題3】
「霍乱」の読みは? ( かくらん )
【問題4】
「攪乱」という言葉はある? ( あります。 )
※読みは「霍乱」と同じく「かくらん」ですが、
意味はまったく異なりますからご注意を!
●霍乱…夏に起こる下痢や嘔吐を伴う病気の古称。
●攪乱…かき乱し、混乱させること。