男子部につづき行われた女子部の高1研修会。
第三日の朝、秀峰富士もこれまでで最も鮮明にして美しい姿を現してくれました。
そんなさわやかな朝のつどいでは、前夜、クラスの垣根を越えたディスカッションで導かれた結果が代表生徒から発表されました。
「平和とは…」
「グローバルとは…」
「これからの女性の生き方とは…」
学校をはなれ、このような「研修」という特別な環境ゆえに実現する理想的な議論の様子が手に取るように伝わってきました。
そして、この日の昼間のメインプログラムは野外炊飯。
食材の準備はさすが手際よく進むものの、なれない薪の火起こしや火加減の調節にはどのグループもひと苦労。
それでも、ともに力を合わせて作ったカレーライスは、「協働」のスパイスがきいて最高の味となったようでした。
その後、片付けの段になってからのこと。自発的に「来たときよりも美しく」の合い言葉にしたがって、生ゴミの三角コーナーから流しの床に至るまで、ピカピカに磨きをかけている姿は実に印象的でした。
そして、あたりが夕闇に包まれる頃、待望の「ファイアストーム」では、これまた各クラスごとに「協力」して歌や踊りをのびのびと披露。
その若いエネルギーはセンターの炎以上に夜空を焦がすほどの熱気に満ち溢れていました。
★【ダイジェスト動画】 ファイアストーム 第一部・第二部 (約3分間)
この日、ひときわ大きく燃え上がったファイアは、縁あってこの「久我山」に集い結んだ仲間たちが分け隔て無く一つになれた「協働・協力」の炎として、末永くみなの記憶に深く刻まれたことでありましょう。