今月末〈29日(土)・30日(日)〉に迫った《久我山祭》。
そのポスターが、校内各所の掲示板に張り出されお披露目となりました。
今年のキャッチフレーズは「爽快」 。
本校のスローガンは、昔も今も「明るく、たくましく」。そして、「さわやかに」。
「快」の右払いが色づいていて、「実りの秋」を否応なく感じさせます。
ところで、その「爽」という字の成り立ちを紐解いてみると、
人(大)が美しい袂(たもと)の衣をつけて舞う様をかたどったものであるようです。
そこから、「美しい」や「あきらか」、そして「さわやか」といった意味に派生してきたとか。
袂といえば、「袂を分かつ」という言葉もあります。
つまりは「別れる」という意味ですが、
この久我山祭では、逆に「袂を重ねる」ようにいろいろな「ひと」や有形無形問わずさまざまな「もの」との出会いがあるといいですね。
加えて、ソウカイには、
「爽快」以外に、「壮快」という類義語もあります。
前者が「さわやかで気持ちがよいこと」であるのに対して
後者は「元気にあふれた感じで気持ちがよいこと」を意味します。
年に一度の祭典ですから、ぜひ元気いっぱいに過ごしてほしいとは思いますが、同時に久我山の独特な学園文化の薫る2日間であることを願ってやみません。おそらく、その薫り立つもの、それこそが「爽快」、「さわやかさ」といったものにちがいありません。
※ 《第63回 久我山祭》にご来校予定のみなさまへ
事前の予約は不要です。
どうぞお誘いあわせの上お気軽にお越しください。
9月29日(土)・30日(日)の両日とも、9:30~16:00が開催時間になります。
なお、校内および近隣には駐車場がありませんので、自動車でのご来校は
ご遠慮ください。(自転車は若干駐輪スペースを用意します)