初夏を思わせるあたたかな陽気のなか、新たな一年がスタートしました。
それぞれに進級を果たし、心機一転、自己変革のとき。
各々の次なる目標に向けて前進あるのみです。
「…変わろうとするときにこそ基礎・基本に立ち返ることが大切です。
学習においても、すべての基礎は語彙力にあります。さらに聴解力と理解力をもって学びは深められていきます。そうして学び得たことがらを自分自身の中で再構築して、最終的には他へ発信していくことができるのです。
また、生活上の基礎・基本は、他者とのコミュニケーションにあるといえましょう。その第一歩は、あいさつを交わすことであり、時間を守ることにほかなりません。…」 (学校長訓辞より)
すでに花の盛りを過ぎた南庭の桜。
そのどっしりとした根元には、「思慮深さ」の花言葉をもつ小さな立壷菫(タチツボスミレ)の姿が…。
早春のころからずっと控え目に季節のうつろいを知らせつづけてきました。
また、正門横の孟宗竹も、一直線にのびたその巨体を無数の地下茎がしっかりと支えていました。
ときに、自らの立つ足もとをこうして見つめ直すゆとりをもちたいものです。
~ 新クラスが掲示されたボードに見入る中学生たち ~