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生きて今ここにあるということ@男子高校2年 修学旅行 第二日 ~知覧・霧島~.

投稿日2015/3/10


 
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折りしも今日、三月十日は「東京大空襲」からちょうど七十年。
事前学習でも、そのタイミングに「知覧」の地を訪ねることの意義について学んだ生徒たち。
そんな彼らに、この地、この季節には珍しいほどの激しい風雪が容赦なく襲いかかりました。
当時片道切符を握り締め、結果的にすべてはこの国の行く末のために、南方の空に散っていった同世代一千三十六名の御霊に対して深く思いをいたすには最も適した天候の急変だったかもしれません。
 
ところで、幾度となく訪ねている管理人も、今回ばかりはこれまでとはまったく異なった心情におそわれたのでした。
それは、いままでそこに展示されたかずかずの遺書を目の当たりにして、こみあげてくるものをこらえられずにいたのは、ほかでもないその最後の筆をとった兵士らと自分自身とを重ねあわせてみたからにほかなりません。
しかし、今年、奇しくも目頭が熱くなったのは、逆に兵士らのそんな「絶筆」を受け取らねばならなかった側、すなわち親の心情といったものがようやくわかってきたような気がしたからなのです。
そうした個人的な感慨もふくめ、戦後70年、あらためて「生きて今ここにあるということ」の有難みを実感することができた貴重な一日でした。
 
その後、天孫降臨の地である霧島神宮にて特別参拝をかなえてのち、宮司さまからも…
「…人の命は、神代の時代から今に、そして未来へと永遠につづいていくかけがえのないもの…」といった趣旨のありがたいお話も頂戴いたしました。
 
こうして貴重な体験を積みながら、修学旅行は明日、火の国熊本を経て雲仙へ渡ります。
 

 
 ~特攻隊兵士の最後の「家」、三角兵舎にて~
 

 
 ~知覧の武家屋敷にて~
 

 
 ~霧島神宮にて特別参拝~

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