閉じる
この記事は1年以上前の記事のため、内容が古い可能性があります。

♪~若きわれらを 恃まずや~♪ 『久我山讃歌』より @ 男子部中学2年 〈今、私の思うこと〉 全体発表会.

投稿日2015/3/3

 
今日は、桃の節句、雛祭り。
とはいえ、桃の花がその枝を埋め尽くすほどに満開となるのはもうしばらく後のこと。
それでも、幸運なことに近くの植物園にて早咲きの一輪に出会うことができました。
 
さすがに女の子の成長を願う日だけのことはあって、その花言葉は「チャーミング」。
一方、本校の「桃太郎」たちは、そんな女子たちをまもるべく「明るく さわやかに たくましく」成長をつづけているでしょうか。(笑)
  
さて、今学期に入ってから、中学生全員が取り組んできた〈今、私の思うこと〉発表会
本日、「男子部中学2年」がそのトリをつとめました。
 
さすが一日の長を感じさせる2年生。
 
  社会に流されることなく自立した考え方に目覚める者。
  絶望的な負の出来事から希望の光を見出す者。
  今こうして学ぶことのできるあたりまえに感謝する者。
  苦い経験から得た貴重な教訓を語る者。
  血のつながりがもたらす関係性の機微に気づく者。
 
ものごとを決して一面でとらえるのではなく、多角的かつ複眼的に思索した結果、行き着いた発表ばかりでした。
まもなく迎える新学期には、いよいよ「久我山中学校」の最高学年となる彼らの牽引力に期待したいと思います。
  
以下、発表順にその概要をご紹介いたします。
  
 
 
◆ T.T(3組) 社会と偽善者
…本来の意味を考えずに反射的にその言葉を発してしまったり、一見善行のようでもそこに利己心や虚栄心が見え隠れしたりする偽善ととられることも多い。そもそも偽とは、人が象を手なずけるさまをあらわし、本来の性質や姿を作為的に変えることを意味する。とはいえ、人間は偽善を批判してみずからは行動を起こさないものがいる一方、考えもなく行動してしまうものもいる。他者の評価や利己心といった意味合いを含む自分を取り囲む「社会」に支配されることなく、自分自身でしっかり考えて行動するように心がけたい。

 
 
 
 
 
◆ N.Y(1組) 黒人差別問題
…ミズーリ州でおこった白人警官による黒人射殺事件に衝撃を受けた。たとえ、身の危険を感じたとしても、銃そのものを所持していた警官はどこまでも強者である。それにもかかわらず、6回も頭部を撃ったのはなぜか。おそらくそこには日頃からの黒人に対する差別意識があったのではないか。その後、デモに参加した黒人少年とある白人警官との「フリーハグ」がSNSで大きな反響を呼ぶことに。絶望の中から希望の光が見えた出来事だった。将来は、中立の立場で差別のない社会の実現のために役立ちたいと思う。

 
 
 
 
 
◆ S.Y(5組) 学ぶということ
…「知識」にも二種類ある。学校のテストなどで良い点をとりたいと思って次第に蓄えられていく「勉学的知識」。それに対して、たとえば、箸の持ち方や挨拶の励行といった一般常識ともいうべき「日常的知識」。特に後者は、知らなければ大人になったときに恥をかくことばかり。ゆえにそれらを実践、実行しているかが重要で、それを怠れば「日常的知識」は次代に継承されることはない。とにもかくにも、いずれの「知識」も身につけるための学べる環境があることに私たちは感謝しなければならない。

 
 
 
 
◆ K.Y(2組) 今までの私の部活動生活
…中学入学とともに陸上部に入った。それまで少年野球でそこそこ足には自信があったが、現実はそう甘いものではなかった。その後、出場のチャンスを得て勝つ喜びを味わうが退部も視野に。また、あるレースに出たことで仲間や支援者の存在にあらためて気づく。しかし後輩の台頭にまたしても挫折。そこから自主練を強化したことでベスト記録を出すことができた。こうした紆余曲折の活動から得たものは、失敗や挫折は財産となり、継続は未来を生むこと。そして練習は決して裏切らないという事実だ。

 
 
 
 
◆ I.M(4組) 兄
…私には二歳違いの兄がいる。これまで幼い頃からいつも同じ場所にいて習い事も塾も同じ…。しかし持って生まれた才能が違うのではないかと思い始めた。さほど努力もしていないように見えて優秀な成績を収める兄に対して自分は真逆。中学入試の結果もその違いを明らかにした。しかし、大叔父がいうことに「若いうちは理解しあえないのがあたりまえ」とのこと。お互いの距離があまりに近すぎたのだ。プライドを守ろうとする兄と反発する弟。しかし、今後はよきライバルとして切磋琢磨していきたいと思っている。

 
 
 
 

前の記事「母港」からの船出 @ 2/28 高等学校 第六十六回 卒業式
次の記事【お知らせ】 お母さんコーラス 《フラウエンコール》 団員募集!