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♪~仰げ 大杉 天聳る~♪.

投稿日2009/6/16

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今朝、本館から眺めた正門方面の様子です。
一見ふだんと何も変わりないように見えますが・・・
 
しかしよくみると、創立35周年記念歌『久我山讃歌』にも歌われている〈ヒマラヤ杉〉の梢が大きく揺れています。
このたび、大がかりな剪定が行われました。
→ 『久我山讃歌』音声はこちらをクリック
  
それにしても、お仕事とはいえ、本館五階の高さを優に超すてっぺんまでするすると登っていってしまうとは・・・。
0022.JPG よくよくズームしてみると・・・
0032.JPG ほら、こんなところにいらっしゃいました!

ところで、この〈ヒマラヤ杉〉ですが、
ずっと、この学園の歴史を見届けて今に至っている貴重な存在なのです。
そのいわれについて、名誉校長、佐々木周二先生の随想集
『私学の歳月』に詳しいので、この機会にその抜粋をご紹介いたしましょう。
ちなみにこの文章が書かれたのは、創立20周年を迎えた昭和39年から40年、ちょうど国中が高度経済成長期にあたり、「東京オリンピック」に酔いしれていた頃にあたります。
 
「二十年の数々の思い出を秘めていた木造校舎も、きれいに取りこわされ、コンクリート土台の残骸だけが新館の偉容に圧倒されて、はいつくばい、長年見なれてきた玄関横の樹木までが、急によりどころをなくしたように、心細い風情を漂わせている。
 それでも中に二本、ヒマラヤ杉が、かえって気がつくように、珍しく大木の姿を見せているのがなつかしく嬉しい。
 この杉は創立者の岩崎先生の自慢の植木であったらしく、植えられたのは旧校舎の完成と同時であった。」
 
また、同じ『私学の歳月』「庭づくり」には・・・
 
「校風とは自然に、におい出るものである。それは、そこに学ぶものの姿からは、もちろんのこと、建物からグランドから、どこに立っても、自然にはだに感じられるものでなければならぬと思っている。(中略)学校の庭は校風から生まれ、やがてはその深まりを生んでゆくようなものでなければならない。そして、見る庭ではなく、みんなが憩える庭ということである。造作の美しさより、自然の美しさと、すなおなさわやかさを、できるだけ表現することだと思っている。」 
 
ところで、この「ヒマラヤ杉」は、「杉」とはあっても、
「マツ科」に属していることをご存知でしたでしょうか。
その証拠をいっぱい見ることができました。
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この大きな「球果」は、ちょうどおなじみの「松ぼっくり」に相当する存在です。
 
別名「ヒマラヤシーダー」ともよばれる学園の「語り部」。
「シーダー」の花言葉は、「力」・「たくましさ」。
大地にしっかり根付いて向後末永くみなさんの活躍を見守ってくれることでしょう。

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