~ 井の頭池の畔にて ~
水仙や寒き都のここかしこ
蕪村
日暮れとともに、急激な冷え込みが水鳥たちと池の面を渡ってきました。
とはいえ、そんな厳しい寒さの中にあっても、決して縮こまることなく凛と立ち、あわせてあたり一面にほのかな芳香を放ってやまない「水仙」の花。
雪の中にあってもやがておとずれる春をいち早く告げることから「雪中花」の異名をもっています。
そんな「水仙」の立ち姿にあやかり、われわれも背筋を伸ばしてこの厳しい季節を乗り切りたいものです。
男子部高校二年生を対象に行われてきた柔剣道の「寒稽古」もいよいよ明朝を残すのみ。
その集大成として、明日は「校内武道大会」にて互いの技を競い合います。
乞うご期待。