午前中、名残の淡雪が舞う中、第一体育館では
明日、卒業式をひかえた高校3年生が、今年度の「修了式」に臨みました。
あらたしき年のはじめの初春のけふ降る雪のいや重け吉事
大伴家持 『万葉集』
式後、司会のH先生から紹介された一首です。
どうか、明日は、卒業生たちの前途にたくさんの「吉事」が降り積もりますように・・・。
さて、所変わって6時間目の小講堂では、恒例となった
中学2年生のスピーチコンテストが開かれました。
各クラスから選出された8名のスピーカーたちによる文字通り英語の競演です。
→ コンテストの詳細は、こちら(pdf) (発表順)
今回は、テーマも
「英語」そのものにはじまり
「環境」、「家族」、「友人」、「外国」、「文化(伝統)」、「体験」、「歴史」と
たいへんバリエーションに富んで楽しめる内容でした。
そして、なによりも、原稿を片手にしてはいても
自分自身の「英語」を堂々と一所懸命にスピーチする姿は
実に微笑ましいものがありました。
ジャッジが行われている間に登壇した
ネイティブティーチャーからも
「すばらしいパフォーマンス!…さらなるレベルアップには不断の練習あるのみ!」
との講評と激励がありました(と思いますが・・・笑)。
以下、発表のタイトルと所感です。
① D.M 君
I like English But I am poor at English.
…まさに「習うより慣れろ」でしょう。そして文法もまた「慣れて習え」ば、鬼に金棒です。
② A.S さん
What is the smile?
…こちらもまた、「笑う門には福来たる」ですね。笑顔は人間関係の潤滑油です。
③ M.O さん
Beautiful night view
…「塵も積もれば山となる」。一人一人のちょっとした心がけで星もいちだんと輝きを放ちます。
④ S.T さん
My best friend
…ともに通い、ともに語り、苦楽を分かち合うことが出来る友達こそが親友なのでしょう。
⑤ K. K 君
To learn Canada.
…いざとなったら身振り手振りを交えつつ心をこめたコミュニケーションで海外生活もなんのその!
⑥ T.S 君
New Year’s Card
…今一度、ここらで生活上に感じられるこの国が培ってきた伝統文化について振り返ってみたい。
⑦ T.M 君
PRACTICE MAKES PERFECT
…「走った距離は裏切らない」あるランナーの言葉です。優勝を遂げた者の説得力に満ちていました。
⑧ T.I 君
The Japanese History
…「歴史」はこれから未来を開拓しようとしている私たちに多くの示唆を与えてくれます。
Thank you for everyone!