毎年春休みには、希望者対象による《関西方面校外学習》が行われています。
今年の参加者は、中高あわせて31名。
行程は、ほぼ例年どおり「奈良・飛鳥をめぐり伊勢へ」を基本として予定されています。
第一日
興福寺・東大寺(特別拝観あり)・二月堂・三月堂・春日大社
第二日
藤原宮跡・飛鳥散策(飛鳥寺・石舞台古墳)・聖林寺
(リピーターは當麻寺など)
第三日
伊勢神宮:外宮・内宮(特別拝観あり)
(リピーターは吉野など)
本番に向けて、参加者たちは「自分は何を学びに行くのか」を確認するために、五つの班に分かれてそれぞれが設定した「テーマ」にしたがい事前学習を積んできました。
今日は、その発表会の日。(16時30分~理科会館:地学教室)
高校生と中学生が男女の区別なく縦割りグループとなって、資料を配布・掲示したり、モニターに提示したりしながら全員が発表を行いました。
※ 発表順
◇2班…法隆寺
…「七不思議」をはじめとして、「法隆寺」は実にミステリアスなお寺だなあと感じました。
◇3班…垣間見る伊勢・奈良・京都 各所の魅力
…断片的な調査となったので、実際に現地では協調性あふれる旅にしたいと思います。
◇4班…鹿
…鹿はなにゆえ神聖なものなのか、そのルーツがインドにまで及ぶことを知りました。
◇5班…飛鳥時代
…飛鳥時代の文化はさほどでもないと思っていましたが、すっかり考えが改まりました。
◇1班…聖徳太子ゆかりの寺
…生死までもが謎とされる不可思議な聖徳太子ゆえに、いろいろと調べて楽しかったです。
「奈良の都、飛鳥の里、そして一生に一度はお伊勢参り」と、
いわば「日本の心のふるさと」を辿る旅。
今日までの事前学習で得たものを旅行鞄にしっかりと携えて、
現地では心の琴線にふれるような体験に充ち満ちた有意義な旅とならんことを願ってやみません。