予め登校時刻を遅らせる措置をとった試験4日目。
グランド脇の欅の細枝が何本か折れて通路に落ちている程度で、さしたる被害もなく学校は「台風一過」の朝を迎えました。
みるみるうちに猛暑を運び来る「真夏」の太陽が青空とともに顔を出す頃…
先日「山開き」したばかりの富士山が、残雪を一層洗い流して「夏山」の姿へお色直ししていました。
また、遠方から近くの足下に目を移してみると…
前庭の芝の間から、にょきにょきと珍しい茸が顔を出していました。
その名のとおり、夏の美味でもある「素麺」を思わせる「シロソウメンダケ(白素麺茸)」。
最初は、その得体の知れなさにドキッとさせられましたが、無味無臭な食菌であることを知るにいたり、その立ち姿が実に涼しげで神秘的に見えてきました。(笑)
試験も明日一日を残すのみ。
健闘を期待して、夕立後の空にはきれいな虹の橋がかかっていました。