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自分で…自分から…@6/16 女子部高校1年〈続:働くということ〉.

投稿日2014/6/17


 
内進生たちが中学2年生だった5月、「働くということ」の第一弾として、女性による女性のための「進路」ガイダンスが行われました。
 
 ※ その時の様子は こちら (2012年5月11日)
 
あれから2年。本日は、来年に向けて文理コースの選択など、自分の将来を具体化していかねばならない高校1年生を対象に、「続・働くということ」と題してふたたび四方ゆかり先生グラクソ・スミスクライン株式会社 取締役 人財本部長)にご登壇いただきました。
 
 
~そもそも、「進路」とは読んで字の如く必ずしも「大学」への道筋に限ったことではなく、自分自身の将来、つまりは「大学」の先にあるものを考えることが大切なのです。今はご存じの通り平均寿命も延びて女性は人生八十年(平均は八十八歳とも)。みなさんはまだ十五歳です。自分が将来何になりたいのか、何をやって生活していきたいのか、それに沿った学びは何なのかを考えてみてください。また、目標や実現したいことへたどり着く方法はいろいろ。「大学」はその第一ステップに過ぎないのです。~
 
~私は、高校生のときオーストラリアに留学したいと思いました。結局それは叶いませんでしたが、「進路」について考え、決めるということは、人生上「自立」する初めての経験となるに違いありません。したがって、親や先生のアドバイスを参考にしつつも、最終的には自分で考えて決めることが重要です。なにしろ、あなたたち自身の人生なのですから。~
 
~私は、ながくいろいろな企業で人事的な仕事をしてきましたが、現在社会が注目しているのは、その人が何を体験し何をそこから得たのかという「中身」の部分なのです。よって、大学を選ぶ際にも、実際にどんな学生がどのような活動をしているのか、どんな体験を積んでいるのか、さらにはその卒業生がどのような仕事をしているのかに注目してみることは大学選びのよい判断材料となるでしょう。~
 
~最後に、いかなる「大学」であっても、みなさん一人一人の「将来」を保証してくれる大学はありません。繰り返して言いますが、大学に進んだならば、そこで何を学んだかが最も大切なことなのです。自分の人生です。その「進路」を真剣に考え精一杯努力する経験に意味があるのです。~
 
 
その後、質疑応答の時間がもたれました。
 
Q 高校生になってとても生活が忙しくなってきたのですが…
A ひまでやることがない生活よりかえって充実しているのでは?(笑)
 
Q 医者になりたいのですが、理想の医者とは…
A 医者になるためには長い道のりです。それゆえ、本当になりたいと思わないとダメですね。
  また、社会人としての常識を備えた医者を目指してほしいと思います。
  そのためにも、それ(医者)以外の世界の人とのおつきあいを大切にしてください。
 
Q 大学で外国語を学ぼうと思ったのは…
A 国内で日本人とだけ仕事をしたいとは思わなかったのです。
  いろいろな国の人と一緒に仕事をしようと思ったんです。
 
Q 浪人や就職の失敗は翌年にひびきますか…
A 「私はこの一年、こういう勉強をしてきました!」と去年の自分とは違う部分をしっかりアピールできることが大切。
  マイナスをプラスに転ずることです!
 
Q 私は、今のところ「国連職員」か「医者」かで迷っているのですが…
A 国連職員は新卒では採用がないはずですから、
  まずは医学にたずさわりつつ
  その経験を生かして将来国連で仕事をするというのはどうでしょう。
 
Q オーストラリアに留学できなかったことを後悔していますか…
A 一度限りの人生です。東京にいながらの生活でも諸外国の人と接する学生生活を実現できたことを幸せに感じています。
  自分の人生はあくまで肯定的にとらえたいですね。
 
Q 上司の方が外国人ということで気をつかうことは…
A 「日本ではこうなの!」と言いたくなる場面は多々あるけれど、そこはぐっと我慢。
  やはり、文化の違いを認め、日本人を前面に出さずに解決策を探るように心がけています。
 
Q 理系に進もうと思いますが、なにしろ理系科目の中に苦手なものがあって…
A 理系の学問はどこか暗号を解くような部分があって、それを通じて応用させていくような…
  とにかく、進もうと思うなら好きなのでしょうから、やれるところまでやってみることです。
  それで、もし軌道修正して回り道することになったとしても、そのプロセスは将来にわたって絶対に無駄にはなりませんよ。

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