久方ぶりの晴れ間に、前庭では小花や虫たちがせわしく「活動」し始めていました。 ※左から カタバミ コガサタケ ニワゼキショウ シロテンハナムグリ そして…この時季の主役はなんといっても「捩(子)花」(ネジバナ)。 反時計回りに身を捩るようにして螺旋状に花開いていきます。 頂点まで咲くころ、ちょうど梅雨明けを迎えるとか。 実はこの花、小倉百人一首にも採られたあの有名な歌にもうたわれています。 陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに 河原左大臣(14番) 『古今集』恋四・724 ※ もぢずり…ネジバナの別名