明日の2学期終業を控えて、本日は、全教職員が一堂に会して成績会議が行われました。
とかく中だるみといわれる2学期。
成績面での二極分化は否めないようです。
一方、久我山祭をはじめとする行事も数々こなしてきた生活面ですが、
反省すべきことも少なからずあった2学期でした。
金銭面の授受の問題・・・
「携帯」(PC)のコミュニティサイトの問題・・・
いたずら書きの問題・・・
軽々に、たかが100円だから・・・
どうせ匿名だから・・・
だれも見ていないから・・・
こうしたかなしい現象を間近にするとき、
思い出されたのは、あの有名な戯曲、
サン・テグジュペリの『星の王子様』でした。
サハラ砂漠に不時着した飛行士の「ぼく」と、ほんとうのことしか知りたがらない「王子様」とのふれあいを描いたお話。
その終盤にキツネが「王子」に言ったことばがあらためて胸に刺さります。
「かんじんなものは、目に見えないんだよ」
友達とのやりとりに使われたわずかな「お金」も、
一辺約3cm四方の小さな画面に綴られた「言葉」も「絵文字」も、
今や掃いて捨てるほどそこいらにころがっています。
しかし、そもそもそうした「お金」や「言葉」というものは、なんのために存在するのか この機会に今一度考えてみたいものです。
「かんじんなもの、
たいせつなもの、
ほんとうのことは、
目に見えないんだよ」
グラウンドでは・・・
《第28回東日本中学校ラグビーフットボール大会》の頂点まであと2つと迫った「中学ラグビー部」が、直前調整合宿の最終日を迎えていました。
はたして彼らはいったいなんのために走り続けているのでしょうか?
「優勝旗のため?」
「優勝カップのため?」
「優勝と大書された賞状のため?」
いえ、
おそらく
彼らは
とてつもなく大きな
誰も目にすることのできないもののために・・・。
《第28回 東日本中学校ラグビーフットボール大会》
準決勝 12月23日(火) 対北中野中学
13:00 熊谷ラグビー場(埼玉)
決 勝 12月25日(木) 対(明大中野中学と秋田北中学の勝者)
13:00 秩父宮ラグビー場(東京)