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春分の日に ~自然をたたえ 生けるものをいつくしむ~ .

投稿日2014/3/21

昼夜を等しく分かつ「春分」は、その昔から一年の中で最も「自然をたたえ、生けるものをいつくしむ」日とされています。 
桜の開花が心待ちされるなか、あたかもその前座をつとめるかのように、さまざまな花や鳥が生き生きとした姿を見せてくれました。
 
 
 

 
   ~ 左上より ~
  ハナモモ(寒白) ・ サンシュユ
  アケボノアセビ ・ ボケ
 

 
 
  ~ いずれも〈神代植物公園〉にて ~
 
 
こうして、したたかにたくましく共生する「自然」の姿は、わたしたち人間の生き方に対して大きな示唆を与えているように思われます。 
以下、昨日の修了式から、漱石風に言うところの「自己本位」で自立的な「生き方」にふれたいくつかのメッセージを拾い集めてみました。
 
◆すべては「意識」の改革から  ~高校修了式 男子部長講話 より~
業績を大幅に伸ばしたある企業の社長さんにその理由をたずねてみると…
「特別な事は何一つしてはいません。あえていうなら、社員の意識改革があったということでしょうか。まずは学ぶ力をつけること、しかもそれは自ら進んで学ぼうとする自主性と謙虚さに支えられています。次いでよい習慣を身につけること、小さなことでもこつこつとつづけることが大切です。」
意識は人を変え、その人こそが会社を支えているのです。
 
◆目に見えないプロセスこそ宝  ~中学修了式 女子部長講話 より~
通知表にある数値化された評価のみならず、学校生活には目に見えない大切な取り組みもたくさんあります。
今年度新たに行われた、女子部の「合唱会」や男子部の「創作ダンス発表会」など、そうした行事というものは、結果以上にその本番にいたるまでの過程にこそ大きな意味があるのです。
一人一人の力を結集して、一つのことをゼロから創り上げていくことは、大きな充実感や達成感をもたらしなににも代え難い体験となることでしょう。
 
◆「魚」ではなく「漁法」の国際貢献を  ~JICAエッセー表彰 JICA事務局の先生のごあいさつ より~
よかれと思っておこなう国際貢献が、かえって裏目に出ることも…。たとえば、遠方まで水汲みを余儀なくされていた村に、井戸を掘ってあげたところ、その水を買うことのできる者とできない者との格差を生んでしまうという思いがけない展開をもたらしてしまったり。井戸がなかった時代には、子らもみんなで仲良くいっしょに水汲みに出かけていたのに…。
グローバル化とは、このように先進国の利権争いともいえる側面をもっているのです。
そうしたなか、日本の国際貢献のあり方として、「魚」そのものを与えるのではなく、その「魚」を自ら手に入れるための「漁法」を教えるという技術供与を実践しています。
 

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