校内のいたるところで、雪融けが進んでいます。
そのなかでも、木々の根元あたりが、ひときわすり鉢状に溶けているのが目立ちます。
これは、その木が寒さに耐えながら生きているというなによりの証拠です。
樹木自体が持つ「体温」と、日射しの反射光とによって他の部分より一足早く雪を融かしていくのです。
ブナの林など、同じような現象が早春の山中に多く見ることができます。
これを「根開き」と呼んで、春の訪れを告げるものとされてきました。
あらためて、自然のしたたかさと底知れぬ生命力に畏敬の念を覚えます。
その後、昼休みに入ったと思ったら・・・・・・
こちらも、負けず劣らず「生命力」あふれる歓声がこだまして一気に雪融けが進んだようです。(笑)