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かいぼり@井の頭池.

投稿日2014/1/30

中学生の「写生会」やさまざまな「クラブ活動」などでも利用させていただいている「井の頭公園」(東京都立井の頭恩賜公園)。
現在、公園開設以来はじめて、いったん池の水を抜き、かつての澄んだ「井の頭池」を蘇らせる大がかりな「かいぼり」作業が行われています。
 

 
久我山駅の脇を流れる神田上水(神田川)の水源として、その昔には徳川のお殿様も鷹狩りにお出ましになったという「井の頭」。
その名の通り、池の西のはずれには、清水湧く「お茶の水」(今は井戸水をポンプで汲み上げ)もあり、かつては池の底まで見通せるほど、きれいな水をたたえていたとのこと。
 
2017年には開園100周年の節目を迎えることもあって、「よみがえれ!!井の頭池!」を合言葉に池の再生に着手したわけですが…。
 

 
水抜きと同時に、魚をはじめとする生き物たちを捕獲。在来種と外来種に選り分けます。そして、ようやく地底が現れたらしばらく天日干し。その後、3月をめどに新たな「井の頭池」が蘇るという、気の遠くなるような作業工程です。
 
今日も小雨降る中、わずかに水の残る浮上型浄水施設では、手作業による生き物たちの捕獲と選り分けが行われていました。
 

 
七井橋から見下ろしてみると、池の底には、長い年月の間に堆積したゴミがたくさんその姿を現していました。
一方、その池の畔では、北陸地方から移植された「越前水仙」の群生が今年もきれいに花を咲かせていました。
 
折しも、今朝、再生医療の可能性を秘めた新たな「万能細胞」(STAP細胞)の作製に成功したとの報が伝えられました。
さほどでもない刺激を与えるだけで万能細胞を生み出すことはありえないとされてきたこれまでの生命科学の常識を覆す画期的な成果として注目されています。
 
「再生」への道は、険しく、厳しいものです。
しかし、あきらめずつづけることの大切さをあらためて実感させられた一日でした。

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