朝晩の冷え込みがにわかに厳しくなりました。
18時少し前のこと、自転車置き場にて聞こえてきた中学生の会話です。
「ああ、見て!見て! きれいよ!!!」
「あっ、ほんとだあ!」
「もしかして、あれが先生が授業で話してくれた星かな?」
「うん、きっとそうだよ」
思わず彼女らが見上げる先を目で追ってみると、すでに陽も落ち次第に闇が進行しつつある西の空に、ひときわ輝く二つの星がまたたいているのがみえました。
それは、「宵の明星」金星と、「ジュピター」木星との逢瀬のひとときでありました。
どうやら、この星たち、12月1日(月)の夕刻には最も接近するとのこと。
ただし、その際には「ふたり」を邪魔する、否、その仲をとりもつように(笑)、「お月さま」までが寄り添うようで、こぶし大の中にすっぽりこの三つの天体がおさまってしまうのだとか。
さしずめ、冬の「七夕」ともいうべき天体ショー。当日はぜひ晴れるといいですね。
それにしても、夜空を見上げるゆとりを大切にしている彼女たち・・・実に感心なことです。
んっ? 時計を見れば、17時53分。
こらーーー! 中学生の完全下校(17時50分)をとうに過ぎとるぞーーー! はよ、かえりなさーい!!!(笑)