閉じる
この記事は1年以上前の記事のため、内容が古い可能性があります。

バットを置かずに….

投稿日2014/1/14


 ~ 中学1年生 書き初め 「高い理想」 より ~
 

連休明けの今朝、モニターを通じて中学朝礼が行われました。
まずは、昨年末東日本大会にて「準優勝」に輝いた中学ラグビー部があらためて表彰されました。
 
その後、男女それぞれ部別に、中学2年の学年主任による講話がなされました。
以下、男子部のO先生のお話より…
 
    ******************************
 
始業式にて校長先生が今年の「目標」を目につくところに貼り出すようすすめていましたが、はたして実践していますでしょうか。
実際のところ、「目標」を貼り出すことにはどのような効果があるのでしょうか。
 
一つには、その「目標」をはっきりと自覚させることにつながるといった点があげられます。多くの人が昨年の「目標」を自分でもすでに覚えていないことに気付くでしょう。しっかりと貼り出すことで「目標」そのものをあいまいにせず、忘れてしまわないようにすることができるのではないでしょうか。
 
また、もう一つは、「自己暗示」というメリットです。これをプライミング効果ともいいますが、要は貼り出すことで、その「目標」を自分自身の意識の中に常に刷り込んでいくことになるわけです。
 
では、こうして貼り出す「目標」とはどういうものがふさわしいのでしょうか。
「今年は一生懸命勉強する」といった抽象的なものではなく、「いつ」(時間)、「どんな」(内容)ことをするのか、より具体的なものを「目標」化することが大切です。
また、蛇足になりますが、同じ貼り出すなら脳科学的にも、自分の視野の「右斜め上」が理想といわれています。
 
さて、ここから先が最も大切で、かつ難しいことなのですが、いかにその「目標」達成に向けた努力を実践し続けるかという問題です。
 
この点について、日米通算4000本安打を達成したイチローが実に示唆に富んだ言葉を残しています。

  「4000本に至るまでに8000本悔しい思いをしてきました。」
  「(失敗やスランプの際にも)バットを置かずに振り続けながら考えました。」
 
たいていの人は、「目標」としたことが実践できない状況に追い込まれると、自信を失いあきらめてしまうものです。
しかし、イチローはそんな時でも決してバットを置かなかったというのです。その継続性こそが4000本を生み出した原動力だったのでしょう。
 
何事も継続することによって、「やればできる」という確かな「自己肯定感」が生まれるものであると思います。
みなさんも、イチローや、見事に準優勝の栄誉に輝いた中学ラグビー部の諸君を見習って、それぞれの「目標」達成に向けて努力を傾注していきましょう。

前の記事本校〈入試〉スタート
次の記事「将来の進路の選び方」 大学研究家 山内太地氏