みなさんもご覧になられたでしょうか?
今年は、例年にも増して澄み切った夜空に恵まれたお蔭で、肉眼でもしっかり見届けることができました。
三大流星群のひとつと呼ばれる「ふたご座流星群」。
わずか30分ほどでしたが、地上の灯りにも月影にも負けず、しきりに飛び交うその姿は実に神秘的でした。
(わたくし自身は寒さに負けそうになりましたが…笑)
ところで、先日女子部の中学2年生を対象に、ソーシャルメディアの落とし穴について、警察の方にお越しいただき、その現状と注意点についてお話をうかがう機会をもちました。
その際、「ネット上で知り合っただけの『知らない』人と、実際に会ったりしてはなりません」との注意が強調されていました。
それは、見えないものの怖さを知ることであり、同時に真偽を見極める確かな目をもつことの大切さでもありました。
「流星」……その科学的なメカニズムがどうあれ、闇の中を一瞬流れゆく星の存在に、わたしたちは心うばわれ、その神秘に限りない力を感じつつ「願い」をこめてきました。
どうやら、科学技術が高度に進歩した現代社会にあっても、「見えない」ものを「見える」ものとする力は、究極的には私たち自身の「心の力」に頼るしかないようです。