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「能の歴史と世阿弥の目指したもの」 高校一年女子特別講座.

投稿日2008/10/6

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    「能の歴史と世阿弥の目指したもの」   講師 高橋 忍 先生
 
 
本日放課後、小講堂にて高校1年女子生徒を対象とした「特別講座」が開かれました。
講師は、金春流能楽師高橋忍先生です。
先生は、本校第31期卒業生でもあり、現在久我山在住の現役能楽師でもいらっしゃいます。
これまでにも、毎年のように学校に足をお運びになり、生徒らに「能」の世界をご教授くださっています。
 
 → 昨年の10月18日の講話「能の世界から和のこころを知る」の様子は、こちらをクリック
 → 昨年の11月1日の「実践編~体感してみよう能の世界」の様子は、こちらをクリック
 
今回も、あらためて「能」の歴史を、観阿弥・世阿弥父子の足跡とともにお話になられました。
 
「観阿弥・世阿弥の偉大な業績は、それまで寸劇や曲芸、コントに過ぎなかったものにストーリー(物語)性を加味したことでしょう。」
「さらにこの父子は、あのシェイクスピアよりもはるか300年も前に演劇の世界を実現したことになります。」
 
とはいえ、今でいえば、「路上ライブ(パフォーマンス)」に過ぎなかった「能」がより芸術性をもつに至ったのは、なにが影響していたのかという素朴な疑問に対して・・・
 
「そのとき、たまたま通りかかったのが当時の将軍、17歳の足利義満。このことをきっかけとして、能は常に世の権力者たちによって庇護され発展を遂げていくことになったのでした。」
「世阿弥は、実に多彩な才能の持ち主でした。作詞・作曲・演出、そして役者もこなす。さらに忘れてならないのは著述家でもあったことでしょう。」
 
そしてつづけて高橋先生は、世阿弥の『花伝』(風姿花伝)『花鏡』から、いくつか有名なことばを紹介されました。
それではみなさん、それらのことばが意味する内容は?
 
◆ 「稽古は強かれ、情識は無かれ。」
◆ 「秘すれば、花。」
◆ 「初心、忘るべからず。」
    是非初心不可忘
    時々初心不可忘
    老後初心不可忘
◆ 「離見の見」

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