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「君はいかに生きるか-規律、感謝、努力-」@男子部中学2年特別授業.

投稿日2013/11/15

 

本日6時間目を使って行われた男子部中学2年生対象の特別授業は、御年八十一歳になられる「人生の大先輩」からの貴重なメッセージに耳を傾けました。
 
  男子部中学2年特別授業 「君はいかに生きるか-規律、感謝、努力-」
  講 師  林 達夫(はやし たつお)/アークデザイン株式会社 代表取締役社長
 
かつて、女子部でもお話くださった先生の講話は、終始一貫まさに「浪花節」。
なにしろ、講師紹介につづいて間髪入れず、気持ちよさそうに歌いはじめたのですから…。(笑)
しかも流れてきた「演歌」は、なんと『無法松の一生』。
自然に沸き起こった生徒らの手拍子にのせて自慢の歌声を披露して曰く、
 
「この歌はねえ、なんといっても筋書きがいいんだよ。なかでも主人公の松五郎の生き様だね。それはね、まず〈がまん強さ〉、そして〈献身さ〉、さらには〈一途さ〉だね。このどれも今の時代には廃れちまったものかもしれないねえ。・・・だから、こうしてお話にきているってわけさ。・・・」
 
といった具合に、次から次へと「べらんめえ調」にのせて「義理・人情」の世界が生徒たちの頭上に降り注ぎました。
それは、あたかも、かわいい孫たちに、そのかわいさゆえに妥協無く伝えておくぞといった熱情に充ち満ちたあっという間の一時間でした。しかも、語られるその一つ一つの教訓が、他から引いてきたような借り物でなく、すべて先生の半生の、その身に刻まれた実体験からにじみ出てくるものであっただけに、実に説得力のあるものでありました。
 
以下、そんな先生の「浪花節」の中から、語録の一部をご紹介…
 
◆「わたしに限らず、君らにいろいろな人が話をするだろうけど、言いたいことはただ一つ、「こういう男子になってほしい!」「こうした大人になってほしい!」ということだけなんだ。話し方は違ってもみんな君らに求めているものはおんなじなんだよ。」
 
◆「みんなは富士山に登ったことがあるかな。私は初めて登ったのは昭和27年、二十歳のときだった。今でも登るためのルートはいくつかあるけど、山頂はひとつだよね。行き着くところは一つってことでそこに至る道のりにいいとか悪いとかはないんだよ。」
 
◆「ぼくはね、他人のことは一切話さない。すべて自分の話をするんだ。」
  
◆「(ラグビー部の諸君は知っていると思うけど)みんなの先輩にね、慶應に進んだT田君ていう男がいるんだ。この男がね、我が家に遊びにくることがよくあったんだけれど、いや実に礼儀正しい男でね。こんな男が出た久我山っていう学校はさぞかしすばらしい学校なんだろうなって。みなさんね、たったわずか一人の評価がね、学校全体の評価につながるもんなんだね。」
 
◆「だからね、自分一人ぐらいどうってことないなんて思っちゃいけねえよ。」
 
◆「たとえばね、バスの運転手さんには、乗った際に『おはようございます!』って挨拶するようにしたいもんだね。そうすることで、一番気持ちがいいのは、実は自分自身なんだよ。」
 
◆「そうそう、最近教えられたことなんだけど、『声をかける』ってえのは、『こやしを(作物に)かける』ことなんだってね。なるほどそうすることで(相手は)育つわな」
 
◆「靴を脱いだら向きをかえる。自分の食器は自分で流しに出す。洗面所の濡れ汚れは拭いて出てくる。常にね、あとの人のことを考えて行動することだね。」
 
◆「たとえば、家族で外食に出た際に、近しい間柄とはいえ『今日はごちそうさまでした。ありがとうございました。』この一言があるかだよ。」
 
◆「同じ食卓にね、目上の人がいたら、決して自分が先に箸をつけてはダメだよ。」
 
◆「応接間に通されたときにね、たとえすすめられたからといって先に腰を下ろしたりしてはいけないよ。何時間も待つわけじゃなし、立って我慢するんだ。そういう待つときのためにそうした部屋には絵や置物なんかの飾り物があるんじゃないかな。」
 
◆「最近はなんでもメールしちゃうみたいだけど、『ありがとうございました』と『ごめんなさい』だけはどんなことがあっても、メールなんかですませようなんてするなよ。自分の目で、口で、手で直に相手に気持ちを伝えなければダメだぞ。いいかい、生涯どんなことがあってもだ!」
 
◆「ディズニーの哲学じゃないけど、『ありません、知りません、わかりません』は仕事ではタブーだよ。人のためになんとかしてあげようと思う気持ちが大切なんだよ。」

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