ロシア、スペイン、フランス、マレーシア、中国から5人の外国人留学生が訪ねてきてくれました。
会場となったカフェテリアでは、まず留学生それぞれからの英語によるプレゼンテーションに耳を傾けます。
「なぜ留学したの?」
「なぜ日本を選んだの?」
「今、何を学んでいるの?」
「この留学経験を生かして将来はどうしたいの?」
その後、小グループに分かれてからは、より和やかな雰囲気の中、個別のやりとりが進められました。
希望した参加者は中高あわせて70名ほど。
おそらく、留学の魅力にふれ自分の将来を考えるうえでの貴重なきっかけをつかんだことでありましょう。
以下、留学生のメッセージより…
● マレーシアからの留学生、Lさん。
海外に出て学ぶことの意義は、ひとえに自らの視野を広げることにあるようです。
Furthering my studies at overseas enriches my life, and broaden my field of view.
● フランスからの留学生、Mさん。
実体験の効用について…どうやら、日本に留学したことで強さと賢さに加え、
なにより他の文化を受け入れる寛容なこころを得たようです。
こうした経験を多くの人が積むことで、世界はよりよい住み処となるに違いないとまで
確信を露わにしていました。
I think that my experience here in Japan has changed me forever, making me stronger,
smarter and also more open-minded about other cultures.
Ireally think that if everyone had the same experience, the world could become a better place.
● ロシアからの留学生、Mさん。
自分の将来への確たる意志を熱く語ってくれました。
外交官を目指す彼女は、文化の違いをこえて互いに理解しあおうとしている人々のために
貢献したいとの使命感に燃えています。
In the future I want to become a diplomat.
While living in Japan I understood that Russian and Japanese have a lot of problems
with intercultural communication and I want to become somebody
who can help peaple from different cultures understand each other.