ワンダーフォーゲル部 月例山行 より
八ヶ岳主峰 赤岳付近からのご来光
本日は、「秋分の日」。
一年のうちで昼と夜とが等しく分かれる日です。
その神々しいまでのお天道様のお出ましにちょうど立ち会うことができました。
折しもご覧の通り、あたり一面には雲海が広がり、これまた天上界と下界とをはっきり分けていました。
この刹那には部員もさすがに黙して語らず、じっとこの光景に魅入っておりました。
昼と夜、天と地・・・。 そのどちらに身を置くかで、ものの見方や感じ方はおのずと違ってくるもののようです。
また、この日はお彼岸の中日でもありました。
この稜線を目指して暗闇のなかをひたすら辿った尾根道の名は、偶然にも地蔵尾根。
いまこうして自分が在ることに対して、ご先祖様への感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。