このほど、間近に迫った「第69回久我山祭」のポスターが出来上がりました。
この祭典が、みんなの力が結集することで創り出されていくことを、決して華美にならずに、いたってシンプルに表現しています。
制作者は、女子部高校1年のM田さん。
よく見ると、「華」の字のくさかんむりの一画が、カラフルな花びらで描かれています。それはちょうど髪飾りのようでもあり、さすが女の子らしい配慮がうかがわれます。
また、協力する者たちのさしのべる手を数えてみると22本、つまりは11人の仲間が集まっています。
実は「華」という字、総画は十画ですが、くさかんむりを旧字としてみると十一画ともみることができます。
一画、一画を、それぞれ一人一人が大切に描くことで、「華」のある文化祭にしていこう、との制作者のメッセージが暗にこめられているのかもしれません。
ところで、今、前庭の一部がご覧の通り区切られてそこだけ芝を刈らずにおいてあります。
昨年はじめてここに、校務員さんたちの遊び心から、校章を模した見事な「芝生アート」が現出しました。
どうやら、今年もなにやら挑戦なさるようで、着々とその準備にはいっているようです。
それにしてもそのスペースが昨年に比べ倍近くに広げられています。
相当の力作が期待されるところですが、もしかして校務員たち、「久我山大賞」をひそかにねらっていらっしゃるのでは! (笑)