期末試験も今日で中日を迎えました。
猛暑がつづくなか、くれぐれも体調に留意して明日からの後半戦にのぞみましょう。
そんな強い日射しのなか、葉陰に憩う木の実たちを見つけました。
新緑のころ、うつむくように慎ましやかな小花が枝垂れていた〈エゴノキ〉 (5月10日「気宇壮大」より)が、今は、こうしてかわいらしい実をつけて鈴なりの状態です。
その淡い色合いも手伝って、見上げるその瞬間だけは、こちらも木陰にあるからでしょうか、しばし暑さを忘れ、涼しさを実感することができました。
枝先から落ちることのないように自らしがみつく「実」たちもさることながら、
その「実」を、突き刺すような夏の日射しから身を挺して守る「葉」たちの健気さに、深く感じ入りました。