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「あたりまえ」の難しさ、「あたりまえ」の有り難さ。.

投稿日2013/6/10

週明けの今日は、久しぶりに中学生が一堂に会し全校朝礼が行われました。
そこでは、先日、ご近所の久我山青光学園のある先生から頂戴したメッセージが、教頭先生によって代読されました。
 
 
     ~ 昨日、私に声をかけてくれた生徒さんたちへ ~

 私は、久我山青光学園の視覚障害教育部門で、長年教員をしているものです。自分自身、視覚に障害があり、白杖を使って通勤しています。いつか通学路のどこかで私を見かけた皆さんもおられるかもしれませんね。
さて、昨日の夕方6時頃のことです。岩崎橋を渡り、久我山商店街にさしかかった所で、後ろの方から、「何かお手伝いしましょうか!」と明るい声で話しかけてくれた方がいました。
 「ありがとうございます。久我山駅まで行くんですが、一緒に行っていただけますか?」
 「では、どういうふうにしたらいいですか?」
 「あなたの右肘の辺りか、肩をつかまらせてください。」ということで、久我山駅の改札口までガイドしてもらうことになりました。お陰様で、安心して気持ちよく歩くことができました。本当にうれしかったです。
 剣道部の部活動の帰りで疲れているのに、声をかけてくれたE子さん、そのE子さんのバッグを持ってくれたり、エレベーターに案内してくれたり、またまた改札口では、E子さんの定期券を準備してくれた何人かの優しいお友達、本当にありがとうございました。
 國學院久我山の学生の皆さん、もし、町で白杖を使って歩いている人を見かけたら、先ほどのE子さんのように、気軽に声をかけて上げてくださいね。駅ホームや踏切、横断歩道などは、特に危険を感じながら歩いています。声をかけていただくと、安心して歩くことができます。宜しくお願いします。ありがとうございました。
 
 

 
ところかわって、放課後の剣道場でのこと。
今週金曜日から「自然体験教室」へ出かける女子部中学2年生の「安全祈願祭」が執り行われました。
台風の接近も懸念されるなか、校長先生からこの行事の意義についてあらためて確認があったのち、最後にこう添えられました。
 
「…ところで、こうして楽しみな行事に参加できるということは、それだけでとても幸せなことなのだと思います。
今の世の中の状況を顧みれば、参加したくとも断念せざるを得ない人がいるという事実は否定できません。
どうか、ご両親に、ご家族に、感謝の気持ちを忘れずに…」

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