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5/13 特別授業〈EUが久我山にやってきた〉.

投稿日2013/5/14

 
昨日の午後、高校2年生を対象に在日欧州連合(EU)加盟国大使館駐日EU代表部による出張授業が第一体育館にて行われました。
 
講師は、アイルランド大使館広報文化担当官のアッシュリン・ブレーデンさん。
 
不確かなところは英語で、と謙遜されながらも、流暢に日本語をあやつり、前半は「EU」について、その目標としているところやこれまでの成果にふれつつ、日本との関係などにも話が及びました。
 
「・・・目標とする3つの柱は、平和と安定、経済の統合、そして民主主義の拡大です。そうしたなかで、91年以降日本とも、世界平和の実現に向け、経済協力と人々の交流といったことで関係を深めてきました。・・・」
 
そして、異文化交流のすすめとして「エラスムス・ムンドゥス」が紹介されました。これは、各学年でEU諸国を渡り歩くように学びの機会を広げていく交流プログラムのこと。また、この17・18日の両日、明治大学にて行われる「欧州留学フェア2013」についても紹介がありました。来日した約50のヨーロッパ高等教育機関がそれぞれ独自の教育プログラムを説明してくれたり、留学についてのさまざまな質問に応じてくれる絶好の機会のようです。
こうしてひととおり「EU」についての話があったのち、後半は、講師の出身国であり、「エメラルドアイランド」と呼ばれるほど豊かな緑に包まれた島国、「アイルランド」についての話に移りました。
 
「・・・その半分が35歳以下で占められているという、人口460万人の国、アイルランドは大西洋のメキシコ暖流のおかげで積雪もないかわりに真夏でもさほど暑さを感じることはありません。・・・」
 
そして、アイルランド独自の文化的所産について、ハープをはじめとする音楽やハーリングというホッケーによく似たスポーツの様子、さらにアイルランド語の存在や3月17日の「セントパトリックスデー」(祭典)の大切さ、加えて食文化としてのアイリッシュティや黒ビールにいたるまで実に幅広く紹介してくださいました。
 
最後の質疑応答の場面では、次々と積極的に手が挙がりました。
 
 
Q:EU加盟国のそれぞれと個別に交渉するのがいいのか、それとも、連合であるEUとの方が有効なのか、どちらでしょうか?
A:13年に締結したFTA(自由貿易協定)の存在もあり、今やEUと交渉することがなによりでしょう。
 
Q:妖精はいますか? (会場 笑)
A:妖精が登場する神話はたくさんあります。若いひとたちより、おばあさんたちはよくそういう話をまことしやかにしますね。
 
Q:日本の「3.11」をどう感じましたか?
A:その時わたしも日本にいましたが、とても悲しくショックでした。被災地の方々のスピリットを癒すために音楽を役立てました。
 
Q:アイルランドの国旗にある3つの色にはどんな意味があるのですか?
A:両端の緑はカソリック、オレンジはプロテスタントを表し、真ん中にはさまれた白は平和を意味するといわれています。
 
 
  ※ アイルランドの詳細は こちら

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