三寒四温・・・
本来は、中国の東北部ならびに朝鮮半島北部での冬の気候をあらわす言葉とされていますが、ここ日本では早春のこの時季をさして使われることが多いようです。
そもそも季節とは綴じあっているもの。どんなに春一番が吹こうともその翌日にはこうして余寒に首をすくめることもあり、それまでの季節とこれからの季節が重なりあいながら徐々にうつろうのでしょう。
今日は、正門横の桜が花開く頃、「久我山」に仲間入りする「中学三年生」が、ガイダンスや学用品購入のために集まってくれました。
今はまだ、それまで過ごしてきた中学時代の思い出が染み込んだそれぞれの制服に身を包みながら・・・。
そして、いよいよ4月からは真新しい「久我山」の制服に袖を通すことになります。
とはいえ、どんな服も自分の身体に馴染むまでには時間がかかるものです。
どうか、あわてずにゆっくりと高校生活をスタートさせていきましょう。
綴じ合う季節のように…。
あの日ここから始まり
いくつも季節を数えながら
あの人にめぐり逢い
あの人と語り、あの人と生きた
素晴らしいあの人と・・・・・
創立45周年記念歌
『それぞれの季節』 (女子部の歌) より