前日の日曜日は、その名にふさわしいほどの汗ばむ陽気。
中学ラグビー部の3年生は、その日都大会で見事に優勝を果たしひときわ頬を紅潮させて週明けを迎えたのでした。
ところが、今日は一転して肌寒ささえ覚える一日。
とはいえ昼休みには一斉に軽やかなグレーのスラックスに半袖姿の「衣更え」した男子中学生たちが元気よくグラウンドを駆け回る姿が目立ちました。
ところで、今週末には「父母会」(主に個別面談形式にて実施)が予定されています。そのこともあって、今担任の先生と生徒本人との面談では、もっぱら進路や夏休みの計画についての話題が中心です。
「ちょっと、自分でもモチベーションが上がってきたのを感じます!」
「夏までに基本的なことを終えて、休み明けには『進化』しますよ!」
こんな高校3年生の発言には、どんよりとした雨雲も吹き飛ばすほどの意欲の表れが感じられて実に頼もしい限りです。
どうやら、「衣更え」は表の装いだけにとどまらず、内なる心の装いまでも変えてこそ、本物といえそうです。