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『久我山物語』の終わりに@高等学校第六四回卒業式.

投稿日2013/2/28

 
まるでこの日を待っていたかのような麗らかな春の日差しが、晴れの門出をどこまでもあたたかく祝福していました。
 
 
    高等学校 平成24年度 第64回 卒業式
     卒業生総数 429名(中高一貫生302名)
 
 
卒業生を代表してA.K君が卒業証書を受け取ります。
その後も厳粛なうちに各種の表彰がつづきました。
そんな雰囲気が一気に和んだのは、
中高六ヵ年を一日も欠席することなく見事に皆勤した久我山健児に、
賞状が手渡されるその瞬間のことでした。
  「お母さんに感謝しなさい!」
マイクが拾い上げた学校長の静かな語りかけに、会場がどっと沸いたのでした。
 
◇学校長 式辞 より
・・・卒業する一人一人にそれぞれの感慨があることでしょう。しかし、共通して今この時に忘れてならないのは、なによりご両親に対する感謝の気持ちです。
ところで、みなさんが過ごしたこの3年間のうちには、未曾有の出来事が多くありました。そのなかで、あの東日本大震災の記憶はややもすると薄れつつあります。
その被災地、気仙沼にて、漁場の海のみならず、森や川の再生にも尽力した一人の漁師がいます。「森は海の恋人」との思いをこめて、清流の復活を期して水源地に予定されていたダム建設に反対し、それに換えて植林事業に着手します。その結果、海では牡蛎の養殖もよみがえり、川には今や5万もの鮭が遡上するまでに復活をみたのでした。人は、自然の一部として生かされているのです。わたしたちは、そうした大自然との共生を実現するためにも謙虚さを失ってはなりません。
さて、これから、それぞれに「学びの道」は異なれど、この「久我山」で学んだことを生かしてください。
これからの国際化社会にあって、真の国際人とは、自国の文化について勇気をもって語れる人であることをもお忘れなく。
なお、この先で、迷いが生じたり辛い出来事に遭遇することもあるでしょう。そんなときは母校の欅や銀杏の並木、さらには正門横の石碑(~心の寄り所、身の寄り所~)を訪ねてきてください。母校は、いつまでも君たちの背中を支えています。…
  
その後、在校生代表のM.H君が「この久我山で鍛えた気力・体力でどんな困難をも乗り越えていってください」と励ましの『送辞』をおくれば、卒業生代表Y.N君が英文も交えた『答辞』として・・・
 
・・・夢破れるのは、決して失敗ではなく、あきらめてしまう自分自身に原因があるのです。まだまだわたくしたちは人生の途上にあります。これからもそれぞれの夢を求めて進んでいくことになります。物語には始まりがあって終わりがあります。いったん今日という日にこの久我山での物語に終止符をうつことになりましたが、その陰には父や母の支えがありました。この物語の終わりに、ありったけの感謝を込めて・・・
  
力強く、心を込めて別れの決意を述べてくれました。
 
  
 
式後、壇上にて校長先生から一人一人に「卒業証書」が手渡されました・・・
 
 
在校生がつくる花道では、後輩との抱擁シーンも・・・
 
 
一方で、こんな思いがけない抱擁も・・・(笑)
 
 
 
巣立ちゆく第六四期生の前途に幸多かれと祈ります。

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