今年で第30回の節目を迎える吹奏楽部定期演奏会。
中学生も仲間入りしてちょうど3年目にあたり、6学年すべてそろってというおまけ付き。
さらに、記念演奏会の新企画として、テーマカラーを設けたようで、最終ステージでは、みな「黄色」のシャツを着て登場、そのカラーから「音よ輝け、想いと共に」とのメッセージを聴衆に届けていました。
会場は、歴代の先輩も踏んできた「なかのZERO」大ホール。
こんな恵まれたステージに立てるだけでも幸せそのものですね。
ちょうどお邪魔した第2部では、あの空中都市「マチュピチュ」から古代の謎をテーマとした曲に挑戦。
※ 下の動画では、この曲の第3部にあたるマチュピチュの美しい段々畑や高度な建造物をイメージした演奏を紹介しています。(約1分間)
つづく第3部オリジナルステージのオープニングでは、ダンス部とのコラボレーションも。
生演奏とのびのびとした踊りにより、「海の中のゆったりとした日常」や「魚たちが愉快にはしゃいでいる様子を表現していました。
※下の動画にて、みなさんをしばし海中にいざないます。(約1分間)
最高学年の高校3年生のみが演奏する中、合唱曲としても名高い「翼をください」を演奏、下級生らは気持ちよくにわか合唱団を結成していました。
ところで、そんな趣向を凝らした第3部も、いよいよエンディング曲に入ろうかというとき、26年間の長きにわたり指導にあたってきたA先生がタクトをもって登場すれば、トランペットパートの中にスルスルと平成元年度卒業のO君が現役の諸君の列の中に紛れ込んだのを見逃しませんでした。
この部活動が縁で今や立派に音楽家として活動しているO君、この4月からコーチとして後進の指導にもあたっているのだとか。
そんなたのもしい「お兄さん」も、今宵は学生時代にタイムスリップして、大いにブラスのステージを満喫できたのではないでしょうか。
今回の定期演奏会のすべてを象徴するような
なんともほほえましくあたたかなラストステージでした。
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