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〈久我山・四方山〉一芸に秀でる 〜権萃〜.

投稿日2022/9/15


 
 秋は実りの季節。
 今朝方、通学路の玉川上水沿いの緑道にて、ひときわ目を引く特徴的なゴンズイ(権萃)の実がたわわに生っているのを見かけました。
 
 このゴンズイ(権萃)と同じ名前をもつ海の魚があります。
 実のところ、この魚はヒレに毒があることや、食する部分が少なく、そもそもあまり獲れないこともあって、漁師泣かせの魚、役立たずの魚、などと不名誉な言われ方をしています。

 そんなこともあって、薪になる以外、やはりあまり役に立たない木ということで、この花もゴンズイ(権萃)と名づけられたとか。
 

 
 しかし、そんな謂れや先入観を捨て去って、じっと見つめてみれば見るほど、愛らしく感じられてきます。
 この「ゴンズイ(権萃)」の花言葉は「一芸に秀でる」。

 「薪」は、役に立たないどころか、そこに集う人々の冷えた身も心もあたためてくれます。
 万能でみんなから重宝がられるものも貴重ですが、こうしてさりげなく密かに役に立っている希少な存在もまたこの世の中を動かし支えているといえそうです。
 
 ところで、いつものことながら、夏期課題の優秀作とされた絵画が、各フロアの廊下に展示されています。
 
 「一芸に秀でる」

 あらためて、作者それぞれの秀でた才能に感服するばかりです。
 

 
 

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