キャンパス内にある数多くの記念樹の中でも、2011年、折しも東日本大震災の年に植樹された「山法師」の苗木。
その数年後に襲った大雪に幹がへし折れ、再起不能かと危ぶまれたものの、見事に再生して今もこの時期特有の花を咲かせて校内に彩りを添えています。
その花言葉は「友情」。
その樹木の選定にあたり、贈り主がどんな思いと願いを学校に込めたのかが痛いほど伝わってきます。
そんな折、先日来、行われてきた中学1年生を対象としたクラスの枠を越えて行われた「学年交流プログラム」。
ひと段落ついたところで、その様子も含め報じた「学年通信」の学年主任による巻頭言に次のような一節がありました。
・・・2ヶ月が経ち友人関係も広くなってきているのではないでしょうか。・・・コミュニケーションを上手に取ることは思っている以上に難しいことです。友だちだから何をしても笑って済むことは絶対にありません。友だちだからこそ、相手を敬い、大切にして一生の友達となれるよう、良い人間関係を作る時間を重ねていきましょう。