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藤波の咲き行く見れば……「優しさ」.

投稿日2021/4/21

 藤波の咲き行く見れば霍公鳥鳴くべき時に近づきにけり
             『万葉集』巻十八 田辺福麻呂
 
 気づけば暦の上でも「穀雨」を過ぎ、各処でたおやかに藤の花が揺れるころとなりました。
 学校も、ようやく年度はじめの「あいさつ」週間を経て、大切な「授業」も軌道に乗りつつあります。
 
 とまれ、そうした中での新たな感染拡大状況からはひとときも目を離せませんが、その時を告げるかのようにさえずりはじめた「霍公鳥(時鳥・ホトトギス)」のように、やはり生徒たちの様々な寄せくる声の波あっての「学校」であることは論を待たないようです。
 
 その花言葉は「優しさ」とのこと。
 
 感染予防対策の徹底が叫ばれる今、自らを守ることは同時に他者をも守ることにつながるという関係性のなか、あらためて真の「優しさ」に思いをいたしたいと思う今日この頃です。

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