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山茶花 のごとく 〜オンライン久我山祭 「前夜」 〜.

投稿日2020/10/31

  
 
 霜月十一月を翌日に控えた今日、理科会館前の陽だまりの木立の中に今年も「山茶花」の花を見出しました。
 
 その昔、ある校務員の方とこんなやりとりをしたことがありました。
 
 「この山茶花は少しかわいそうなんですよね。」 
 「えっ、どうしてですか?」 
 「ほら、すぐ隣にこんな大きな桜の木があるでしょ。おそらく、土の中では負けちゃって根を張ることができないでいるんじゃないかと・・・。その証拠になかなか幹が太くならないんですよ。いつも心配で・・・。」
 
 当時、校務員の方からこう指摘されるまで気がつきませんでした。
 確かに、植樹されたのは、「皇太子ご成婚記念」の平成五年とのこと。ずいぶん経ってはいるものの、細々とした幹が、背の低さが、その歳月の重みを感じさせません。
 
 「でもねえ、また今年もこんなにかわいい花をつけてくれて…本当によかった…」
 
 『寄らば大樹の陰』などという、狡猾で、他力本願な態度ではなく、厳しい季節の中でどんなに虐げられても、春のそれ以上の強さをもって凛と咲き出す「山茶花」の花。
 
 いよいよ、コロナ禍の中での、初の試みとなる「オンライン文化祭」として「久我山祭2020」が始まります。
 この花言葉のごとく、「どんな困難にも打ち克つ」「ひたむきさ」をもって生徒たちは準備を重ねてきたようです。
 
 どうか、その成果をご覧あれ。
 
 ※「久我山祭特設サイト」(2020年11月1日 9:00 オープン)
   

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