今日は「七夕」。
中間試験も最終日を迎えました。
例年ならば、売店さんのご好意により設けられた笹の葉に、たくさんの生徒たちの「願い事」がたわわに集められるところですが…。
無事息災
コロナ禍の今年は、芸術科(書道)のT先生が、「みんな」の気持ちを代弁してくださったようです。
恋ひ恋ひてあふ夜はこよひ天の川
霧立ちわたり明けずもあらなむ
詠み人知らず 『古今和歌集』
そうしたなか、時同じくして、こんな古のうたびとの情趣に浸ることも許されぬほどの災いの報が、次々に西国から届く毎日。
今、九州各地がまたしても未曾有の「大雨」被害に見舞われています。
目を覆わんばかりのその惨状を目に耳にするにつけ、そのいずれもが、修学旅行などでたいへんお世話になってきている地であることもあって、自然に対する畏れをあらためて痛感するとともに、今はただただその被害が最小限におさまりますようにと願うばかりです。