今年は皮肉なことに当たり年のようです。
現在、南庭に植えられた記念樹、山桃(ヤマモモ )の実が例年にも比してひときわたわわに実っています。
その昔、こうした梅雨時になると八百屋さんの店頭に彩りを添えたこともありましたが、今ではあまりそうした光景も見られなくなってしまいました。そもそもその実が相当に傷みやすいというのも要因であるようですが。
そんな「ヤマモモ 」の花言葉は「教訓」とのこと。
その1 未熟な実は早くに落ちてしまうこと
その2 雨にあたると味も落ちてしまうこと
その3 日持ちせずとても傷みやすいこと
今、こうした非常事態にあって、そうした「ヤマモモ 」のあり様から、私たちが「教訓」として学ぶべきことは、はかり知れないような気がいたします。
その1 常日頃から「自己の免疫力」を高めるための工夫を重ねること
その2 いかなる環境変化にもみずからの「健康の維持」に努めること
その3 人間一人一人はか弱き存在であるとの「謙虚な自覚」を失わないこと
ともあれ、今年はそのままでちょっと酸っぱく生食でいただくか、シロップにつけて時間をかけてジャムにするか、それとも……。