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自然、物、人への感謝と思いやりを @令和2年度「入学式」メッセージ.

投稿日2020/4/7


 
 今年も縁あってこの國學院久我山へ新たに仲間入りした新入生たちを、昨日にひきつづき風もない穏やかなキャンパスが迎え入れてくれているようでした。
  
 本日の「入学式」もまた、中には遠方より公共交通機関を乗り継いで行き来することになる方々も多くいらっしゃるなか、感染リスクを極力避け、大切な生徒・保護者、加えて教職員を含む関係者全員の安心・安全を最大限確保するため、異例のYouTubeを通じ自宅にて学校長からの式辞に耳を傾けていただきました。
 ともあれ…例年と形式は異なれど、新入生一人ひとりの晴れの船出を心から祝福し、一つの大きなファミリーとして連帯感を感じつつ、歓迎の気持ちでいっぱいなことに違いありません。
 
 例年にもましてこれ以上はないというほど思い出深い一日を、どうかあらためて、この日を迎えるまでの歳月を振り返る機会ともしてください。
 
 
 あの寒空の中で、塾の送り迎えをしてくださったご家族のこと
 そっと、夜食をテーブルの上においてくださったご家族のこと
 遠く離れて暮らしていても近くの神社に合格祈願に通ってくださった祖父母のこと
 そして、いろいろと進路の相談に乗ってくださった出身校の先生方のこと
 さらに、切磋琢磨した良きライバルに、二度と顔も見たくないと思ってやまない友達のことも
 
 みんな、みんな、今日の日の訪れをどれだけ喜んでいることか
 そして、どれだけ、今日のあなたを誇らしいと目を細めていらっしゃることか
 そう思うとき、自然と浮かんでくるのではなかろうか…「ありがとう」のひとこと
 
 さらに、お節介ついでに…
 そんなあなたを今日まで支え続けてくださったお父様やお母様、おじいちゃんおばあちゃんが
 今、この未曾有の事態にあって
 健康面のみならず、お仕事のこと、家計のこと、これからの近い将来のことを
 あなたに気づかれないところで、顔には出さずとも、相当にダメージを受けて
 苦しみ悩んでいらっしゃるかもしれない。
 そう少しでも感じるところがあるのなら、今度はあなたが支える番なのではないかと…。
  
  
「國學院久我山」が、今日という初日の「ホームルーム」にて、皆さんに伝えたかったことです。
 

   ※ダイジェスト版(約9分間)
 
「大学のそれも本校の求めるものも、共通するのは、『自然』『物』そして『人』への感謝と思いやりの気持ち。互いに共生していくためにも、利他の考え方を大事にしていきたいものです。」(学校長メッセージより)
 

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