二十四節気の「寒露」を迎えた今日、深まりゆく秋のキャンパスの片隅に設置されたモニュメントのプレートについて、「環境美化の日」の講話がありました。
築山 ~土の記憶~
平成20年(2008年)4月26日、人工芝グランドの竣工式が行われました。それは開校以来半世紀以上にわたり親しんだ「土」との決別のときでもありました
今は昔、体育の授業を返上しての草むしり
昼休みの野球部員によるトンボかけ
土まみれのボール磨きが日課だったラグビー部やサッカー部員たち
そして、時は流れ中学再開後には落ち葉焚きと焼き芋大会も
この「築山」には、こうした多くのかけがえのない「土」の記憶がぎっしりつまっています
「土」は
時とともに積もり
ならせばならすほど
やさしくもあるもの
そして
なにより、頑張って流した汗と涙を
額やジャージを泥だらけにして
教えてくれる存在でもありました。