〜赤城山(地蔵岳)山頂にて〜
奥日光や尾瀬を舞台に夏の締めとして行われている恒例行事、中学2年自然体験教室。
今年は女子部からスタート。
昨日の安全祈願の時点では、秋雨前線による影響が懸念されていましたが、山の天気は登ってみなければわからないもの、とても幸運なことに一切雨具のご厄介にはならず、当初の計画通り、赤城山(地蔵岳)登山と覚満淵での散策のいずれも行うことができました。
いくつかの峰を総称してそう呼ばれる赤城山では、足元を熊笹が覆う樹林の急登を抜け、眼下にカルデラ湖の大沼・小沼を、またその傍らにはこれから向かう奥日光の山並みを雲海のかなたに望むことができました。
その後一旦下り、鳥居峠を経て高層湿原の覚満淵に至ると、麒麟草や野アザミ、さらに竜胆(リンドウ)や吾亦紅(ワレモコウ)などの花々、糸トンボやアカネなどの生き物たちが早くも秋近いことを告げていました。
そして、この自然体験教室の基地ともなる丸沼湖畔一軒宿、環湖荘では、入所の際に支配人の方からこの大自然の尊さと都会の生活との違いについて、加えて、夜のミーティングではガイドの方からもこのエリアの山岳講話を拝聴する機会を得ました。
明日は、関東以北最高峰の日本百名山、「奧白根山」にチャレンジします!