男子部の伝統行事として毎年行われている「武道大会」。
中でも、その集大成として、聖地「東京武道館」をお借りして実施されている高校3年生の部。
今年から、後に続く高校1・2年生たちも現地に足を運び、準備や後片付けといった運営面での手伝いを含め、先輩たちの真剣勝負を間近にしてその空気感を味わうことになりました。
全国数多くの学校あれど、中高6年間、ないしは高校3年間を通じて継続的に武道を正課として取り入れている学校はそう多くはありません。
「礼に始まり礼に終わる」
技を磨くも高めるも、全ては稽古をともにした相手の存在があってのこと。
ならば、勝負の外では、互いを尊重しあい、今ここで相見えることに感謝することを忘れてはなりません。
ポイントを奪取してのガッツポーズも、勝利を収めての派手なパーフォーマンスも御法度の世界。
演武披露や厳正な裁きもあって、今年もその集大成にふさわしい武道大会として有終の美を飾ることができたようです。