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女子部高校1年特別講座 《能楽:能の装束をコーディネイトしてみよう》.

投稿日2012/11/6

 
高校1年生
を対象とした《能楽》教室も4回目を迎え、いよいよ「能装束」体験へ。
とはいっても、その命ともいうべき「面(おもて)」をはじめ、着物そのものや「蔓帯」、「扇」といった小物類まで、まず直接触れることなどできない代物ばかりです。しかし、ありがたいことに、またしても卒業生である能楽師高橋忍さんのおかげで、そうした貴重な品々を実際に手にとったり身体にあててみたりする稀有な体験を積むことができました。
本日は、その高橋さんと着付けのモデル役として同じ金春流の山井綱雄先生のお二人が来校され終始なごやかな雰囲気のうちに進められました。
 
  第4回 女子部高校一年《能楽教室》
  「能楽:能の装束をコーディネイトしてみよう」
  講師:金春流能楽師 高橋 忍先生  山井 綱雄先生
  11月6日(火) 12:50-15:15 女子錬成館2階作法室
 
なお、このたびの能装束のテーマには、女子対象らしく『羽衣』が採択されました。
秀麗なる富士と見事な白砂青松の景観を今もたたえる三保の松原を舞台とした『羽衣伝説』。
この物語にもとづいた能のシテは、いわずと知れた、まさにこの世のものとは思われぬほどの美しい「天女」
 
はたして、そんな「偽りなき」天上界から舞い降りた「天女」の装束を、久我山のなでしこらは、どんなふうにコーディネイトしていったのでしょうか。
 

 
まずは、もっとも肝心な「面」の選択から。
数ある候補の中から多数決で選ばれたのは、最も品のある色白な「面」でありました。
 
 
続いて、大切な「羽衣」も黄金も入ったこれまた天女にふさわしいものが選ばれました。
 

また、ブラウスに相当する「箔」や・・・
 
 

下半分しか目に触れない「腰巻」は、若い女性には必須の「色」である「紅(いろ)」が入ったものがきちんと選ばれていました。
 

 

その他、「かずら帯」から「扇」まですべてが決まり、いよいよ着付け段階の実演へ。
 
そして最後に、 「天女」の象徴である「天冠」をかざしたところで・・・
 
 
・・・生徒たちのすばらしいコーディネイトになんと天女が感激の涙を何度も何度も流しておりました。(笑)
 
そして最後には、有難いことにその装束を身にまとって『羽衣』の一節を披露してくださいました。
 
朗々と響く歌声と美しい舞い姿に、みんなの目は釘づけ。
どうやら感涙はこちら側へうつってきたもののようです。

  
 
 ★  『羽衣』  シテ 山井 綱雄   地謡 高橋 忍  ★
 
    【動画】 約2分間 (クリックすると起動します)

 
 
 

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